
園長便り2025-01
2025.04.09
「考える力」
園長:中村貫太郎
新しい年度が始まりました。春の陽気に包まれ、園庭にも新しい命が芽吹く季節を迎えました。この度は、2025年度のスタートにあたり、園児の皆さんとご家庭の皆様と共に、素晴らしい1年を築いていけることを心より嬉しく思います。
今年度のテーマは「愛と信頼の中で共に育つ」です。キリスト教の愛と教えを基に、園児たちが心を開き、周りの人々と共に歩む大切さを学びながら、日々の活動に取り組んでいきます。また、どんな小さなことにも感謝し、喜びを感じる心を育んでいけるような教育環境を整えていきます。
—(ここまでは生成AIによる作文)—
新年度を迎えた4月1日に、日本でもアップルインテリジェンス(アップル社独自のAIシステム)が使えるようになったとニュースになりました。試しに「札幌三育幼稚園の新年度初めの園通信の園長便りの文章を作成して」と依頼したところ、冒頭の文章が提案されました。多少おかしな部分はあるものの、ご丁寧に今年度のテーマまで勝手に決めて、いかにもそれらしい文章を作文してくれました。
定型文を多く使うビジネス分野では便利なのだと思いますが、文章を自分で書いて考える機会が減っていくのは心配でもあります。文章を考えるという行為は、自分の思っていることを整理し、思考力を高めるのに非常に効果的です。AIの活用が、考える事の放棄にならないことを願うばかりです。
幼稚園は自分だけではなく、複数の相手と関わりをもつ中で考えて、自分がどうするか選択していく場面が多くあります。今年度も園児たちがたくさん考え、良い選択をする学びができるようお手伝いさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。