園長便り2025-13
2025.10.30
「リサイクル」
園長:中村貫太郎

10月は「3R(スリーアール)推進月間」ということもあり、朝の時間にリサイクル教室を開きました。「3R」とは、ごみをできるだけ出さないようにする「Reduce(リデュース)」、もう一度使う「Reuse(リユース)」、そして新しいものに生まれ変わらせる「Recycle(リサイクル)」という3つの言葉の頭文字をとったものです。
今回のリサイクル教室では、札幌市環境事業公社が公開しているWeb紙芝居を見ながら、資源選別センターに運び込まれたビン・カン・ペットボトルが、どのようにリサイクルされていくのかを学びました。まず、スチール缶が磁石で分けられ、次に風力でビンが分けられ、最後に渦電流と磁界相互作用を利用してペットボトルとアルミ缶が分けられることを知りました。
カンは鉄筋材などに生まれ変わり、ビンは色ごとに分けられて、茶色や無色のものは再びビンになります。そして、みんなが一番驚いていたのは、ペットボトルが洋服になるということでした。飲み物が入っていた容器が、どうやって服に変身するのか想像がつかなかったようで、とても不思議そうにしていました。次回は、そんなところも深く学べたらいいなと思いました。
身近なものが新しい形に生まれ変わることを知って、子どもたちはとても楽しそうにしていました。これからも、ごみの分別に協力し、リサイクルを大切にしていきたいですね。